他者からの承認を得て考えてみたこと・・・

なかなかブログの更新もできないまま、気がつくともう6月になっていました。この3ヶ月間という膨大な時間を無駄にしてしまったのではないかと振り返ってしまう自分がいます。

この3ヶ月、生業の上でやるべきことがあまりにも多すぎて、やりたいことをやる時間を上手に生み出せなかったからです。

考えようによっては、この期間の毎日がとても充実した時間の連続だったということにも言えるわけですが、自分が望んだ結果でないことだけは確かです。

そんな私と同じような思いを抱きながら生活している方が少なくないことはこの新聞記事でも知ることができました。この記事の事例はかなり極端だと思いますが、これに近い生活をしている方は私の周りにも少なくありません。ワークライフバランスは大丈夫なのかと他人事ながらも心配になることもあります。

でも、そんな不思議な世界となっている生業の場にいても、これまで続けてきて良かったと感じることがあります。そんな体験が大きな励みとなって、また次の課題に立ち向かう活力を与えてくれるのです。

穿った見方をすれば、承認欲求が満たされたことに自己満足してだけなのかもしれませんが、その辺のところは深く考えないことにします。

この年度末にもそんな体験ができたので、久々に記事にしてみます。

「今時の先生にならないで」というメッセージ

昨春、大規模校に異動し、6年担任をさせていただきました。卒業に向けての1年間は、忙しい毎日ですが、教員として充実感を味わえる機会も多いように感じます。

そんな1年間を過ごして迎えた卒業式の後、学級の子供達とその保護者の皆さんからメッセージをいただきました。

どのメッセージも心優しい言葉が並んでいて、読んでいるだけで嬉しくなりました。こんなメッセージをいただける生業なんて、なかなか他にないですよね。

そして、その中にこんなメッセージを見つけました。このメッセージにも励まされました。

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でも、「今どきの先生にだけはならないで」という言葉がなぜか気になりました。「今どきの先生」という言葉が指し示すのはどんな教員なのでしょうか・・・

しばらく考えているうちに、自分なりには解決できたのですが、このメッセージを書いてくださった方が描いている「今どきの先生」が具体的にどのようなものなのかを確かめることはできていません・・・

学びが成立する前提として、興味・関心・意欲が存在するかどうかは大切な問題です。興味・関心もないことには、学習する意欲も出てきません。そんな中で、学習をしていっても、学ぶ楽しさに気づくことはできないと思います。

導入場面の動機付けとなる仕掛けを重視する方もいますが、それだけでは不十分だと私は考えています。集団における子供達の交流のあり方が、興味・関心・意欲を引き出すためのトリガーであり、キーであると思うのです。

また、興味・関心・意欲を維持できれば、学習内容を習得のためのドリルに対する抵抗感も軽減できるはずです。ドリル学習は否定しませんが、その時間の確保の仕方と取り組ませ方には工夫が必要です。

子供達のやる気を高める工夫として、集団の関係性を上手に活用していくことを考えていくことが重要な視点だと思っています。

とにかく、「今どきの先生」にはならないように、これからも気をつけていきたいと思います。ありがとうございます。

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子供達からの贈り物

卒業式から1週間後、お別れの式が学校で行われ、卒業生が登校してきました。そして、子供達から、思いがけない贈り物をいただきました。

それは卒業式の後の子供達の姿を撮影した写真を集めたアルバムです。目の前にいる子供達の姿を見ると、1週間前の卒業式がなぜかとても懐かしく感じられました。

また、手作りされたアルバムの表紙もとても手が込んだものでした。こんな表紙です。

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子供達が自分たちで集まって相談した上で、表紙を作ったり、それぞれの家庭で撮影した写真を集めたたりして完成したアルバムです。その製作過程を考えると、ますます嬉しくなりました。

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皆さんに感謝!

同じ仕事内容だといっても、その細部は学校ごとに異なります。学年4学級のうち担任3名は持ち上がりで、私だけが新メンバーとして学年団に入りました。当然、スタート直後は様々な面でぎこちなさが目立つ毎日でした。

でも、このようなメッセージや贈り物をいただけるような状況の中で、この1年間を終えることができました。ありがとうございます!

これまで支えてくださったすべて皆さんに心から感謝します!

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自分の弱さを覚えて生きていく

年度末のメッセージや贈り物は、他者からの承認として自分の承認欲求を満足させてくれました。この体験によって味わうことができた人としての喜びと職業人として充実感に心から感謝したいと思います。しかし、この体験は、小さな人間関係の中で成り立っている価値観にとらわれながら生活している自分の弱さにも目を向ける機会を私に与えてくれました。

私の承認欲求が消えてなくなることはないでしょう。でも、たとえ他者承認や自己承認が得られないような状況の中にあっても、目先の評価に流されない存在を目指そうと思います。そして、与えられた時間だけでなく、自分の弱さまでも大切しながら人生を歩んでいくことにします。
注)子供は「子ども」と書くのかと思っていたら、お役所では「子供」と書いているということを知ったので違和感がありますが「子供」という書き方にしてみました・・・