デジタル時代における「デジタル・ウエルビーイング」──ブログ運用とストレス対策の最適解

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ブログの更新情報を自動投稿しようとツール設定を久しぶりに確認しました。すると、そのサービスが有料化されてしまっていることを知りました。仕方がないので、手動で投稿してみることにしてSNSアプリを起動しました。

更新情報を投稿してすぐにやめればよかったのですが、そのままタイムラインの記事をつい読み込んでしまいました。自分にとって有益と思える情報だけだといいのですが、タイムラインで流れてくる情報がそういうものばかりではありません。その結果として、情報の玉石混淆に翻弄されてしまいストレスを感じることになってしまいました。

この経験をきっかけに、テクノロジーとの付き合い方を見直してみようと考え始めました。その後、効率よく・健やかにブログ運用を続ける方法について、少し調べてみたので簡単に整理しておきたいと思います。

SNS閲覧が引き起こすストレスとは?

現代のSNSには、次のようなストレス要因があるということです。

  • 終わりのないスクロール
    新着投稿が途切れず、つい見続けてしまいます。
  • 承認欲求と比較
    他人の「いいね」数や華やかな投稿と自分を比べて、自尊心が揺らぎます。
  • 過剰な通知
    頻繁なプッシュ通知で気が散り、不安感や焦りが増します。

これらは、ブログ告知のついでにSNSをチェックするという手法だけでは避けられないストレスです。

デジタル・ウエルビーイングとは?

デジタル・ウエルビーイング(Digital Wellbeing)という考え方があることも知りました。これは、テクノロジーを使うことで得られる便利さと、使い過ぎによる弊害のバランスを取り、心身と生活を健康に保つ考え方です。
以下の3つの視点で成り立っています。

要素意味
気づき自分のスマホやSNSの使い方が、心身や行動にどんな影響を与えているかを把握する
制御通知や利用時間を自分で設定し、デジタル体験をコントロールする
バランスオンラインとオフラインの時間を調整し、依存や過剰利用を防ぐ

ブログ運用に役立つ実践ステップ

では、その対策として、実践レベルで取り組んだ方がいいことにはどのようなことがあるのでしょうか?

調べてみると、テクノロジーとの付き合い方を見直す「デジタル・ウエルビーイング」の考え方を取り入れ、効率よく・健やかにブログ運用を続けるために取り組むべきこととしては次のようなステップがありそうでした。

ステップ1:気づきを強める

  • スマホ内蔵の「スクリーンタイム」やSNSアプリの利用統計を週に一度チェックし、どれだけ時間を使っているかを数字で確認します。

ステップ2:制御機能を活用する

  • 通知は「投稿への反応」「重要なメッセージ」だけに絞ります。
  • SNSアプリにはタイマーを設定し、1回の閲覧を5~10分以内に制限します。

ステップ3:予約投稿で告知を自動化する

  • ブログ更新の告知は、自動予約投稿ツールで行います。手動でSNSを開くのは、告知前後を避けるようにします。
  • フォロワーが最もアクティブな時間帯(例:朝8時、夜20時)に一度だけ投稿を予約します。

ステップ4:デジタルデトックスを行う

  • 毎週末や就寝前の1時間はスマホをオフにして、読書・散歩・対面の会話などオフライン活動に時間をあてます。
  • 瞑想や深呼吸で「今ここ」に意識を戻す習慣を取り入れます。

ステップ5:定期的に見直す

  • 予約投稿の内容やタイミングは週1回チェックし、文体やトーンが古くなっていないか確認します。
  • フォローリストやミュート設定も月に1回点検し、ストレスの元になる情報を取り除きます。

自動化と手動運用のベストバランス

項目自動化(予約投稿)手動対応
ブログ更新告知定期的、最適な時間に自動発信
フォロワー交流コメント返信・DM対応
トレンド投稿リアルタイムの話題への投稿
コンテンツ微調整週次レビューで自動ツール下書き手動で微修正・トーン調整

ポイント:告知は自動化に限定し、交流やトレンド対応には人間味を大切にして手動で対応にします。

まとめ

テクノロジーは便利な一方で、知らず知らずのうちに心身に負荷をかけることがあります。「デジタル・ウエルビーイング」の3つの視点──気づき制御バランス──を軸に、ブログ告知は自動化しつつ、SNS観覧をしっかりコントロールすることが大切であることを再認識しました。

また、定期的にオフライン活動で心身をリフレッシュすることによって、効率的かつストレスの少ない情報発信ライフを実現できそうだということがわかりました。

さらに、効率と人間的な対応のバランスを取り、目的や状況に応じて両者を使い分けることが、SNSやWeb運用の質を高めるポイントになりそうです。

あとは実践だけなのですが、これが難題なんですよね・・・

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