先日、ヨドバシカメラに行ってきました。目的は、DJI製のドローンについてスタッフの方に話を聞くことでしたが、最終的にどの機種を選ぶべきか決めきれず、ドローンについてはもう少し考えることにしました。その後は店内をぶらぶらと歩き、カメラやモニターなどを見て回りました。
タイムセールで出会ったLogicool「MX ERGO S」
そんな中、タイムセールでLogicool(ロジクール)のトラックボール「MX ERGO S」が目に留まりました。マウスよりも前腕の負担が軽減されていて快適性が向上しているというので、以前から気になっていた製品です。タイムセール中で、販売価格もネットショップより安かったので思い切って購入することにしました。
しかし、レジで会計すると、タイムセールで表示されていた価格より高い金額がレジに表示されてしまいました。担当者にそのことを伝えると、別のスタッフが奥から登場し、本部と電話でやりとりの末、無事にタイムセール価格で購入できました。

久しぶりのトラックボール、でも違和感…
トラックボールを使うのは本当に久しぶりです。MacintoshのOSがまたSystem(日本では漢字Talk)と呼ばれていた頃まではKensington(ケンジントン)のトラックボールを使っていたことがありました。
その後はマウスやトラックパッドを利用し、現在はLogicoolの「MX Anywhere 2」を愛用中です。これは小型で使いやすいマウスなので、おすすめのマウスです。
帰宅後、さっそく開封。しかし、期待を込めて「MX ERGO S」を使い始めたものの、どうにも操作に違和感が…。トラックボールの回転操作がどうしても手に馴染まず、しばらく使っても慣れる気配がありません。
設定を変えても…
そこで、Logi Options+というアプリを使ってカスタマイズも試みましたが、多少便利にはなったようになったものの快適性の向上はなかなか感じられません。
ふと、以前ケンジントンのトラックボールを手放した時も同じような思いだったことを思い出しました。どうやら私はトラックボール操作が苦手なタイプのようです(今頃、気づいても思い出しても遅いですね…)。
ネットの評判や過去の記憶に惑わされた自分
ネット上の評価は肯定的なものが多く、以前使っていた大きなケンジントン製とは違い、Logicoolのトラックボールはボールも小さく位置も異なるため、使い勝手が良くなることを期待していました。
しかし、実際に使ってみると、トラックボールはやはり自分には合わないポインティングデバイスでした。
使いやすくする工夫を模索
せっかく購入したので、できれば使い続けたいと思って、いろいろ調べてみました。
すると、3Dプリンターで傾斜角度を変更できるアタッチメントを自作している人がいることを知りましたが、3Dプリンターは持っていません。
さらに調べると、「MX ERGO専用傾斜スタンド」という市販品があることも判明。今後も状況が改善しなければ、これを試してみようかと考えています。

自分に合うポインティングデバイス選びには「試用」が大切
私のように失敗を繰り返す人は少ないかもしれませんが、ポインティングデバイスには自分に合わないものもあると再確認しました。ネット上の情報や他人の評価だけでなく、実際に試用してみることの大切さを改めて学ぶことになりました。
今回の体験が、同じようにポインティングデバイス選びで悩む方の参考になれば幸いです。

