明けましておめでとうございます。今年は戦後70年を迎えます。「戦後」という言葉が、これからもずっと語りつながれる「日本」にしたいですね。
生活記録「ライフログ」の新聞記事
さて、お餅を食べながら、元旦の分厚い新聞を読んでいると、社会面にネット上でよく拝見しているお顔を見つけました。記事に載っていた方は、ブロガーとしてもよく知られている五島隆介さんです。担当記者は原発事故以降5アンペア生活をスタートして話題になった斎藤健一郎さんです。
僕にとって、五島さんは「ライフログ」をevernoteにすべて集約している方というイメージだったのですが、この記事では、「記録」という作業の方に力点が置かれていました。
その中で、気になった記述がありました。
五島さんを導いたのはスマホで用件を管理し、いいタイミングで知らせてくれるアプリ。これまで五島さんが集めてきた膨大な生活記録「ライフログ」を参考に、未来の予定を立ててくれる。
最初は、Dueというアプリのことかと考えたのですが、どうも違う感じです。いったい何というアプリなのでしょうか?こ存じの方がいたら、ぜひ教えてください。
生活記録「ライフログ」からセルフマネージメントへ
実は、この五島さんの記事を読んで、思い出した人はいます。ライフハッカーとして知られる美崎薫さんです。TRONユーザーとしても知られている方ですが、美崎さんの著書によって、僕は「ライフログ」という概念を初めて知りました。しかし、日々の出来事すべてをデジタルデータ化して記録していくためには、大容量の記憶媒体が必要で、しかも当時はとても高価だったので、誰でも真似できるという行為ではありませんでした。そんな時代から、生活記録「ライフログ」の意義を主張し、それを実践してきたというのはすごいことだと思います。
TRONが注目された時代も過去のことになり、携帯電話とは言えないような高機能のスマホが当たり前の時代になり、「ライフログ」を残すことが簡単にできるようになってきました。
そんな時代の中で、還暦が近づいてきた僕も、生活改善を目指したセルフマネージメントの一環として、自分の「ライフログ」を残そうと考えられるようになりました。
でも、実際にやろうとすると、五島さんのようには、うまくできないでいるのが現状です。細かいことまで記録しなくても、なんとなく計画的な生活ができるという思い込みがまだどこかに残っていることも、原因の一つです。うまく習慣化できれば、こんなことも考えなくなるのでしょうけど・・・
誰でもそうだと思いますが、ストイックに生きるのは苦手です。でも、こうしてライフログを残す作業によって、ストイックに生きなくても時間を大切にした生活ができるようになるのです。残された時間を有意義に活用していくためにも、「ライフログ」をきちんと取って、それをもとにしながら未来の予定を立案していく作業は重要なのだと思います。
今年は、まずこんなことを考えながら、セルフマネージメントの力を高められる年にすることを目指していきます。できれば、タスクマネージメントもいっしょに改善できれば最高ですね。
今年もよろしくお願いします。