はじめに:眠っているiPad Pro
iPad Pro 11インチを購入してからしばらく経ちましたが、最近はほとんど使わない状態が続いています。英語学習やノート作成など、さまざまな活用を思い描いていたものの、実際には思ったほど使いこなせていません。
ちょうど今、長年使ってきたIntel MacBook Proの買い替えも検討しており、デバイス環境全体を見直す時期に来ているように感じています。
購入時の期待と現実のギャップ
想定していた使い方
購入当初は以下のような使い方を想定していました。
- 大量の本を持ち運ばずに済む電子書籍リーダーとして使用
- Apple Pencilを使った手書きノート作成
- 書籍や学習ノートのデジタル化による効率化
実際の使用感
ところが、Apple Pencilでの手書き入力にどうしても違和感があり、結局は紙のノートのほうが自分には合っていると感じるようになりました。結果として、思い描いていたような使い方はあまり実現できていません。
現在はKindleリーダーとしての使用が中心
今、iPad Proの主な用途はKindleアプリでの読書に限られています。しかし、11インチサイズでは長時間手に持つと重さが気になり、BoYataのPCスタンドに置いて読んでいるのが実情です。
こうした使い方をしていると、「それならMacBook Proで読書すればいいのでは?」という思いも湧いてきます。外部モニターでも閲覧できるため、むしろMacの方が便利に感じることすらあります。
iPadを使いこなす人との違いと、自分の思い込み
iPad一台で動画編集を行うユーザーも多く、簡単な編集ならiPhoneだけで完結する人も少なくありません。ですが私自身は、動画編集や資料作成などの作業は「デスクトップで行うもの」という思い込みが強く、iPadに対する心理的なハードルを感じているのかもしれません。
iPadOSの進化に期待
WWDC 2025の発表では、新しいiPadOSでマルチタスク機能やユーザーインターフェースがさらに進化し、Macに近づいていることが紹介されていました。たとえばウィンドウの自由配置や外部ディスプレイ対応の強化などが挙げられ、よりパソコン的な使い方が可能になるようです。
今後のアップデートによっては、より大画面のiPadの方が使いやすいと感じる場面が出てくるかもしれません。
今後の選択肢を整理する
デバイス構成の見直し
Intel MacBook Proの買い替え時には、据え置き型のMacを導入し、外出時にはiPadを活用するという組み合わせも検討できます。使い分けによって、iPadの価値が見えてくるかもしれません。
手放す前にもう一度見極める
ほとんど使っていないiPadを手放すべきか、迷いもあります。十分に活かしきれていないと感じつつも、購入したからにはしっかり試してみたいという気持ちも残っています。本当に自分に合わないのか、もう少し時間をかけて確認してみようと思います。
まとめ:焦らずに、自分の答えを探していく
使っているうちに、以下の問いに対する答えが見つかるのではないかと感じています。
- 自分にとって、iPadは本当に必要なデバイスなのか?
- 11インチというサイズは用途に合っているのか?
- もっと大きいモデルの方が適しているのか?
デバイス選びは、使い方や価値観によって大きく左右されるものです。焦らず、自分なりの使い方を見つけていきたいと思います。