その理由は「Fantastical」よりも「FirstSeed Calendar」が使いやすいと感じたからではありません。
これまで私が使用してきたカレンダーアプリ
乗り換えの理由の前に、これまで使用してきたカレンダーアプリのことを簡単に書いておきたいと思います。
純正の標準カレンダーはデザインが好き
iPhoneを使い始めて15年あまり。私が好きなカレンダーアプリの代表は純正の標準カレンダーです。あのシンプルなデザインが好きだからです。
デザイン以外の機能的な面では標準カレンダーよりもサードパーティアプリが優れている場合もあります。でも、ネット上などでおすすめされているカレンダーアプリが、私にとっても同じように使いやすければいいのですが、実際にはそうでないことも少なくありません。
自分が使いやすいと思えるカレンダーアプリを見つけるには、試行錯誤してみるのが時間はかかりますが一番の近道なのだと考えています。
Fantasticalは効率的な音声入力が魅力
そんな私が標準カレンダー以外で一番長く使っているカレンダーアプリは「Fantastical」です。効率的な音声入力ができることがこのアプリの最大の魅力です。「Fantastical」はタスク管理に「Toodledo」を使っていた頃から使っています。
Informantはタスク管理システムとの同期と表示形式が魅力
「Toodledo」を使っていた当時のメインカレンダーは「Informant」というアプリでした。「Informant」の魅力は当日の予定がいつも最上部に示されるような表示設定ができたことと、「Toodledo」と同期ができることでした。
この「Informant」に効率的に予定を入力するために「Fantastical」を使っていました。この組み合わせは、私にとってはかなり使いやすいものでした。
RefillsやStaccalも試用
実はこの組み合わせ以外に他の方がお勧めしてくれた「Refills」や「Staccal」というカレンダーアプリも試してみましたが、乗り換えようと思うほどではありませんでした。
その後、タスクは純正リマインダーとタスク管理アプリ「Things」で確認することが多くなり、予定は純正カレンダーと「Fantastical」を併用して確認していくようになりました。
その頃から、ネット上で「FirstSeed Calendar」というカレンダーアプリに関する情報に接することが多くなりました。私も購入してみました。予定とタスクを音声入力できるのは「Fantastical」と同じですが、使いやすさでは「Fantastical」の方がまだ優れていると感じました。
「FirstSeed Calendar」に乗り換える理由
そんなことを感じていた私が、なぜ「Fantastical」から「FirstSeed Calendar」に乗り換えることにしたのか。
- その最大の理由は音声入力の弱点は「Siri」を使うことによって克服できることがわかったからです。
「Siri」を使って「FirstSeed Calendar」に予定とタスクをお試し入力してみたら、「Fantastical」同様に効率的な作業を行うことができたのです。このことを知ることができて本当に良かったです。
もちろん、乗り換えを決意した背景には、カレンダーアプリとして「FirstSeed Calendar」が優れた機能を持っていることがわかったということがあります・
例えば、次のような機能が個人的にはとても魅力として感じました。
- 予定に添付ファイルを紐付けできる機能がある。
- 当日の予定をいつも最上部に表示できる機能がある。
予定に関連する資料データなどを紐付けできるので、予定以外の情報も確認しやすくなり便利です。また、リスト表示を選択すれば「Informant」同様に当日の予定がいつも最上部に示されるような表示設定ができます。
他のカレンダーアプリでも可能な「Siri」による音声入力
予定やタスクを「Siri」を使ってカレンダーアプリに音声入力することを知った結果、私にとっての「Fantastical」の役目が終了しました。私は「Fantastical」の後継アプリとして「FirstSeed Calendar」を選びましたが、別のカレンダーアプリでも同じ方法で入力することができます。