教員免許を更新するために、久々に大学での講義に参加してきました。選択したのは「教育相談と人間関係形成の実践」という名称の講習です。
心の世界にも興味関心があったので、自分の知っている知識や技能をより新しいものにすることを期待しながら、今回の講習に参加しました。
講義のまとめを聞いている時にも感じたことですが、今こうして講義の内容を振り返ってみたときに確信をもって言えることがあります。
それは、この講義が、単に教員として知識や技能を身に付けてくれただけではなく、人間として存在している自分を見つめ直すいい機会を与えてくれるものになったということです。
これまで、カウンセリングセミナーや自己啓発セミナーにも何度か参加していますが、そうしたセミナーに参加した後と同じような思いを今回の講習後にもったのです。
会場が大学だったということで、学んでいる内容や方法がほぼ同じである上に、私費で参加しているなど共通点が多いといったことも影響していると思います。
でも、一番大きく影響していることは、自己概念の広がりという観点から自分を見つめ直す時間をもてたことです。考えてみると、これまで僕が参加した他のセミナーでもそうでした。もしかすると、僕は無意識にそうした体験ができるセミナーを自分で選択しているのかもしれません。
「過去と他人は変えられない。変えることができるのは、自分と未来である。」
講習では、このエリック・バーンの有名な言葉にまた出会うことができました。また、久々にエゴグラムに取り組んだり、ライフポジションについて考えたりして自分を見つめなおすことができました。
人間関係は自分を知ることから始まる。
自分を知ることによって、自分の考え方・感じ方をゆたかにしようとする。 自己概念が広がり、相手を豊かに受け入れられるようになる。
これはパワーポイント資料にあった言葉です。過去にとらわれず、子どものように「今、ここ」を大切にしてまた一歩一歩歩んでいこうと思います。
このような時間をもてたことに感謝します。こうした講習やセミナーでの学びが聖書からの学びといっしょになって自分の内面が鍛えられているのを感じます。
講習の中でチームとして活動してくれたNさん・Kさん・Tさん。2日しかともに活動していないのに旧友のように感じました。ありがとうございました。