本日からRakuten LinkアプリiOS版の仕様が変更されることになりました。
当初は先月半ばから仕様変更となる予定でしたが延期となっていたものです。順次ということですが、私の場合はすでに仕様が変更されています。
なお、今回の仕様変更の詳細については、楽天モバイルのサイトで確認できます。
「音声通話」における仕様変更
Rakuten Linkアプリを利用していない相手からの電話が、今回の仕様変更でiOS標準の電話アプリに着信するようになってしまいます。
Rakuten Linkアプリ利用者同士の着信と発信については、これまで通りなので、気をつけることはありません。でも、Rakuten Linkアプリを利用していない相手からの電話はiOS標準の電話アプリに着信するようになってしまうので、そのまま発信すると電話料金がかかってしまうことになります。
「SMSの送受信」における仕様変更
こちらもRakuten Linkアプリ利用者同士の送受信は仕様変更がないので、注意する点はありません。
しかし、Rakuten Linkアプリを利用していない相手とSMSの送受信をする場合は気をつける必要があります。今回の仕様変更によって、Rakuten Linkアプリを利用していない相手とSMSの送受信をする場合は、iOS標準のメッセージアプリでのみSMS送受信をすることになるため、送受信が有料になってしまう場合があるからです。
仕様変更による影響(私の場合)
今回の仕様変更で、着信した相手の電話番号にRakuten Linkアプリを使って発信するのがかなり面倒になります。でも、私の場合は連絡先に登録している方とのやりとりがほとんどなので、この点については気にしていません。
それよりも、個人的に気になっているのは、Rakuten Linkアプリの使い勝手の悪さです。
使い慣れていないということもあるのでしょうが、トラブル続きです。先日も、「ログアウト」しないと留守電機能が使えなくなる場合があるというメールが来ていたのですが、「留守電」は使えなくても大丈夫と思い、そのままにしていたら、着信履歴も機能していなかったことがしばらく経ってからわかりました。こちらが顧客という立場の電話がほとんどだったので問題ではありませんでしたが、逆の立場の電話だったら大変でした。
無料通話は魅力ですが、おそらくRakuten Linkアプリを使った発信はしなくなるような気がしています。
また、「SMSの送受信」における仕様変更の悪影響もほとんどありません。私の場合、送受信の相手もiPhoneユーザーであることが多いからです。それから、私がSMSで連絡をとる必要があるAndroidユーザーは、幸いなことにRakuten Linkアプリを使っているからです。
一般的には、LINEなどを使っている方がほとんどでしょうから、「SMSの送受信」における仕様変更による悪い影響は少ないのではないかと考えています。
参考サイト:【重要】Rakuten LinkアプリiOS版の仕様変更に関するお知らせ(2021年7月5日更新)