舞踏家 楊麗萍(ヤン・リーピン)

「踊る精霊」と呼ばれるヤン・リーピン(楊麗萍)さんが朝日新聞の記事「ひと」欄で取り上げられていました。
昨年春、Bunkamura オーチャードホールでの「シャングリラ」で初めてヤン・リーピンさんの踊りを観ることができました。2008年に「シャングリラ」初来日公演を見た妻が、すごい舞踏家だと絶賛していたのがきっかけでした。最初は、あまり期待していなかったのですが、「月光」や「孔雀の精霊」といったソロダンスの表現力はとにかく素晴らしいものでした。爪の先まで使って舞う姿は、観る者を間違いなく感動させると思います。
新聞記事を見て驚いたことがありました。それは、彼女が52歳だということです。なんと私と同じ年齢だったんです。先日の人間ドックでメタボ予備軍と指摘された自分と、あのような素晴らしい舞をする彼女が同じ年齢だとは・・・
ということで、この4月に予定されている歌舞劇「蔵謎(クラナゾ」の席も予約しました。彼女の生き方を自分のそれと重ねることで、これからの歩みについて再考できるような気がしています。
まだ、ヤン・リーピン(楊麗萍)さん率いる少数民族の若者による歌舞劇を観ていない方はこの機会に観劇なさってはどうでしょう?
TBS「ヤン・リーピンのクラナゾ」
チケットぴあ