親指シフトに挑戦することを宣言してから、もう5ヶ月ほどが過ぎました。
かなり上達しましたと言いたい所ですが、まだまだローマ字入力の方が早いという状況です。
職場のPCでは、規則が厳しく親指シフト入力ができるように設定を変更することができません。そのため、親指シフト入力よりもローマ字で入力している時間の方が長くなってしまうということも原因の一つにですが、なかなか身につかない理由は他にもあります。
それは、使用しているMacBookのキーボードでは親指シフト入力がやりにくいということです。親指シフト専用のキーボードを購入すれば、この問題を解決できるのかもしれませんが、僕にとっての専用キーボードは、あまりにも大きくて高価な代物です。
もちろん家の中だけで使用するのであれば、多少大きくても大丈夫なのでしょうが、MacBookと一緒に持ち運んで使う気持ちにはどうしてもなれません。
持ち運べることを理由にMacBookを購入したわけですから、そのキーボードをそのまま使って親指シフト入力できるようにしたいという思いが強くあります。
ところが、MacBookのキーボードを使って親指シフト入力をしようとすると、どのように設定しても、同時打鍵が難しい感じなることを避けることができませんでした。
やはり外付けキーボードを購入するしかないのかと思っていた時、KeyRemap4Macbookのバージョンが一気に8.0.0になり、おもしろい設定ができるようになりました。
なんと、親指シフトで右手ホームポジションを一つ右にずらすようなキー配列を簡単に設定できるようになったのです。
実は、最初の段階では、その利点がよく理解できませんでした。しかし、この「orzレイアウト」の親指シフト設定にしてみると、右手の同時打鍵が楽にできるようになっていることがわかりました。考案者の方は、この親指シフトの配列を「orzレイアウト」と名付けていらっしゃいましたが、素晴らしいと思います。
僕の場合、入力速度はまだまだですが、この設定でしばらく練習するつもりです。
でも、こういうアイディアを思いつく人ってすごいですね。この「orzレイアウト」を考案なさった方と、KeyRemap4Macbookの作成者の方に感謝したいと思います。
なお、詳しいこと知りたい方は、こちらにある考案者の方のブログを参考にしてください。