昨年11月でJR東日本の「Suica(スイカ)」がサービス開始から20周年を迎えました。
交通系ICカードの代表的な存在となった「Suica(スイカ)」は運賃だけなく店舗での買い物などでも使えます。でも、その恩恵にあずかることができる場所は首都圏や政令指定都市の周辺だけでした。
ところが、今年になってSuica機能を持つ地域連携ICカードを使えるエリアが増えました。青森県では「AOPASS(アオパス)」、岩手県では「iGUCA(イグカ)」、秋田県では「AkiCA(アキカ)」のサービスが開始されています。
そして、山形県での地域連携ICカードは「cherica(チェリカ)」です。2022年5月14日からサービスが始まっています。
早速、これまで「Suica」を持っていなかった家族は、この地域連携ICカード「cherica」を購入してきました。
cherica(チェリカ)のデザイン
cherica(チェリカ)には発行元によって「yamako cherica」と「shoko cherica」があります。デザインはほとんど同じですが、「yamako」と「shoko」の文字の部分だけ異なっています。それぞれ交通ポイントが付与されますが、発行元でそのエリアも異なってきます。
付与されるポイントの条件
山交バス株式会社が発行する「yamako cherica」を庄内交通バスの運行エリアで使用しても、交通ポイントは付与されないそうです。
ちなみにSuicaやPASMOなどの全国相互利用サービス対象の交通系ICカードでも交通ポイントは付与されません。もちろんポイントを期待しないで使うだけなら問題ありません。
より身近になったキャッシュレス生活
「PayPay」「楽天ペイ」「d払い」などが使えるお店が増えてきましたが、サービス開始から20周年も経っているSuicaはとても便利に使えます。
地域連携ICカード「cherica」のサービスが始まったことで、県内のバス運賃もSuicaで支払うことができるようになりました。
この地域連携ICカード「cherica」や全国相互利用サービス対象の交通系ICカードを持っていれば、県内でも便利なキャッシュレス生活ができるかもしれません。
さらにキャッシュレス生活が身近になった感じです。
コンビニに行ってみたら店先には早速こんなのぼり旗も立っていました。
さらに詳しい情報
- 地域連携ICカード「cherica」のチラシ
- 販売場所や販売額、定期券、交通ポイントなどの情報はカード発行事業者のホームページをご覧ください。