目標に先立つ夢

気がつくと11月半ばも近くなりました。
振り返ると、文化的なイベントや研修会が立て続けにあり、とても充実した時間を過ごすことができました。また、米沢興譲教会のK先生の紹介で、カウンセリングの学びをしているSさんと二人で語り合うこともできました。Sさんは仕事をやめて、自分の「夢」を実現するために、米沢で生活している方です。生活は決して楽ではないそうですが、その生き方には励まされました。ありがとうございます。
先日、「こんなことはありせんか？ー何か夢がもてず、毎日が退屈だ」というコピーにひかれて、「『なぜか、仕事が速い人』の時間管理術」という本を手にしました。

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松本 幸夫
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私と同じ年に生まれた人が書いているせいか、単なるタイムマネジメントの本というよりは、人生哲学の本という印象が強く（特に後半）、心に残る文章もありました。
著者は、全力で取り組んでいるという前提条件を示した後で、このようなことを書いています。
「でも今は、はっきり信じています。万々が一、目標が、夢が実現しなかったとしても、それは、私たちの『成功』を全くゆるがすものではないと。」
「人生の『成功』というのは、『夢を持って生きていくこと』　これです。」
タイトルにした「目標に先立つ夢」ということも、この本から改めて教えられました。それは、それぞれの生き方や価値観を反映させた夢につながる「目標」でなければ、その人の本当の「目標」にはならないということです。（体験的には私も納得できることですね）
著者がいう「ライフーワークのバランスのとれた、いい人生」を私も歩みたいと思います。