東洋的なTokyo Midtown

2008年2月10日

東京ミッドタウン。今まで、前を通ったことがありましたが、立ち寄るのは、今回はじめて。
初めてなので、ガイドツアーに参加してみました。
そこで、知ったことは、「東京ミッドタウン」が西洋人から見た日本をデザインとして取り入れた建造物であるということです。
日本庭園における庭石の置き方を真似た建物配置や、神社をイメージしたメインゲートとエントリースペースのデザインなど、それは様々な箇所のデザインに反映されていることに驚かされます。
背後にある公園も自然の景観やサウンドスケープを取り入れた設計になっていました。
しかし、私には、なぜか物足りなさを感じてしまう内部空間でした。
もしかすると、西洋人にとっては、彼らのイメージ通りの日本が広がる落ち着いた空間となっているのかもしれません。
また、外部の空間については、自然を手本としたデザインをさらに進めて、さらに非線形的なデザインがあってもいいのではないかと感じました。
都市構造物のデザインもまだまだ発展途上という感じで興味深い領域ですね。