iPhoneユーザーになってからも予定は手帳を使って管理していました。手書きが一番という思いが強かったからです。ここ数年は、小さくで書き心地のいい『ほぼ日手帳WEEK』がお気に入りでした。この春も新しい手帳を購入するつもりでいました。
でも、新しい手帳は手に入れませんでした。手帳を使わないでiPhoneアプリだけで予定管理ができるかどうか試してみたくなったからです。
そんな私はカレンダーアプリInformantとFantasticalを組み合わせて使っています。人気のカレンダーStaccalでもほぼ同じようなことができるようになっていることも知りましたが、InformantとFantasticalの組み合わせが個人的には現時点でのベストです。
カレンダーアプリFantasticalの魅力
入力しやすいインターフェース
Fantasticalの魅力はなんといっても入力のしやすさです。私はこの機能が気に入って、予定入力専用アプリとして活用しています。
たとえば、新規イベントでは「金曜日9時に会議」と入力すると、その週の金曜日の午前9時に会議予定の設定ができます。「金曜日」のところを「5月20日」などという日付に変更することも大丈夫です。
効率的な音声入力
素晴らしいのは、音声入力でも同じことができることです。これを活用すれば、入力作業をかなり効率的に進めることができます。私も音声入力を使っています。
カレンダーアプリInformantの魅力
見やすい表示形式
Informantの魅力は表示形式が素晴らしいことです。一般的なカレンダーアプリの表示形式とは異なり、Informantでは当日の予定がいつも最上部に示されます。手書きの手帳のように月曜始まりとか日曜始まりでの表示が好きな方もいると思いますが、私は「Informant」の方が好みです。一例として週末土曜日(5月21日)に予定を確認した際のキャプチャーを掲載しておきます。
Informantの場合
Staccalの場合
Toodledoとの同期
iPhoneアプリにはタスク管理を目的としたものがたくさんあります。私は、標準アプリのリマインダーとToodledoを使っています。
Toodledoとは、クラウドベースのタスク管理システムです。デビットアレン氏の情報管理ワークフローGTD(Getting Things Done)のことを調べている時に、その存在を知りました。GDTの実践を目指したものの、スケジューリングにかける時間が無駄なような感じがしてしまったため、今はかなり大雑把な計画で生活しています。高機能なTooledoを使う必要もあまりないのですが、これまで習慣と今後の心情変化に備える意味で使い続けています。
http://www.toodledo.com
カレンダーアプリInformantの話にもどしましょう。Informantは、このToodledoと同期することができます。つまり、Toodledoで管理しているタスクをInformantのカレンダーに表示できるのです。もちろん、標準のリマインダーにも同期できます。
まとめ
以上が、私がiPhoneカレンダーアプリとしてInformantとFantasticalをオススメしたい理由です。iPhoneでも当日から一週間分の予定が一目でわかるInformantの表示形式になれると、他のカレンダーアプリの表示がなんとなくものたりなく感じてしまいます。まだInformantを見たことがない方は一度お試しすることをオススメします。アップデートも続いているので安心して使えます。