先月、イギリスの研究者によってiPhoneが位置情報を記録していることが明らかにされました。
Twitter上ではiPhoneソフトウェアのバージョンを4.3.3にすると、バッテリーの持ちが向上したというつぶやきもあったので、私のiPhoneもアップデートすることにしました。
しかし、せっかくなので、iPhoneが記録した位置情報を取り出しておきたいと思いました。そこで、アップデータをダウンロードしている間に、彼らが公開してくれた「iPhone Tracke」というMac OS X用のソフトウエアをダウンロードして、consolidated.dbのデータを地図上に視覚的に表示してみました。
地図化したものを見ると、Appleが言っているように、記録しているのは、iPhoneそのものの位置情報ではなく、無線LANアクセスポイントや基地局の位置情報を収集して記録しているようです。
Appleは、その目的として、位置情報が必要なときにこれらのデータを利用すれば高速に計算できること、GPSが利用できない屋内などではこれらのデータで位置情報を計算できることをあげています。
しかし、監視されているように感じる人も多いでしょうね。私も公開できるのは、この地図のスケールぐらいまでですね。
iPhone位置情報の地図化
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