今、気になっているデジタルガジェットがあります。それは、SONYデジタルペーパー DPT-S1です。
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先日、こんな記事を見つけて、また興味が強まりました。(モニターでもいいので、試用できないかなあ?)
http://askoma.info/2016/03/16/1255
A4サイズPDFを読むなら13インチ
このデジタルペーパーを使えば、PDFで公開されている論文を印刷しないで、PDFのまま読むことができます。欠点は、ほぼ単機能なデジタルガジェットなのに販売価格が高いこと。12.9インチのiPad Proにも手が届きそうな強気の価格設定です。
発売開始から3年近く経つので、そろそろ同スペックで安価なモデルが登場するのではないかと期待しているのですが、残念ながらそんな話はまだ聞こえてきません。
ちまたでは、9.7インチのiPad proが話題になっているようですが、PDFを読んだりブラウジングをしたりするだけなら同じディスプレイサイズのiPad Airでも十分だと思います。9.7インチというサイズでも、A4サイズ2段組のPDFファイルを読むことはできます。
しかし、さらに大きなディスプレイの12.9インチのiPad Proで見てしまうと、やはり9.7インチでは読みにくさを感じてしまいます。A4サイズのPDFを読むことが目的なら、13インチ程度の大きさのディスプレイが必要だと思います。
PDFリーダに求めるのは多機能性よりも軽さ
だったら、12.9インチのiPad Proを買えばいいじゃないかという話になりそうですが、なかなか簡単ではありません。気になるのは、12.9インチのiPad Proの重さです。その重量は、Wi-Fiモデルで713gです。これに対して、SONYデジタルペーパー DPT-S1の重さは約358gなんです。なんと重さは12.9インチのiPad Proの半分です。
確かに、iPad Proは多機能でパソコンと同じような作業を行う環境を提供してくれる優れものです。でも、手に持ってPDFファイルを読むためのツールとしては重すぎるのです。
今後、iPad Proも軽量化されることになるでしょうが、SONYデジタルペーパー DPT-S1と同じような重さになるには、かなりの時間がかかることが予想されます。
まとめ
PDFリーダーとして使うなら、SONYデジタルペーパー DPT-S1はかなり魅力的なデジタルガジェットです。でも、何回も書きますが、ネックとなるのは販売価格です。今後、ますます利用者が増えて、もう少し安価なモデルが登場することを期待しています。SONYさん、頑張ってください!