気になっていた『クラウド版 デッドライン仕事術』を読了しました。著者はトリンプジャパンの社長だった吉越浩一郎氏とブロガーとして有名な立花岳志氏です。
この書籍の内容は、1章から6章までの本文と、コラムが2つ、そして編集者を交えての鼎談から構成されています。本文のうちの1章は吉越氏によるもので、残りは立花氏が担当しています。
僕は吉越氏のデットライン仕事術に関する書籍を読んでいません。たぶん、そのことが影響しているだと思うのですが、残念ながらこのクラウド版の内容は僕にとっては物足りませんでした。期待が大きすぎたのだと思います。
確かに、クラウドを活用したセルフマネジメントや情報マネジメントの概要を知るための入門書として読むのであれば、学ぶところは少なくないと思います。しかし、実際に様々なアプリやツールを使ってタスクや情報の管理の仕方をこの本だけから学ぶことは難しいと思います。
この書籍をお読みになって、紹介されているアプリやツールの使用方法に興味を持たれた方には、さらに次の書籍の一読をおすすめします。これらの本と合わせて読むことで、ようやく自分にあった『クラウド版 デットライン仕事術』を構築するための知識を得ることができるように感じました。
気になっていた『クラウド版 デットライン仕事術』を読むことで、これまで曖昧なままだったタスク管理や情報管理の方法について、自分なりにもう一度整理してみたくなりました。そのことが、この本を読んだことで得ることができた僕にとっての成果です。