こんにちは bibaです。
事前予告されていたとおり、AppleはmacOS High Sierraを公開しました。新しいmacOS High SierraはMac App Storeを通して無料でダウンロード入手できます。
2009年以降に発売されたすべてのMacがサポート対応機種になっています。私が現在も使っているMacBook Pro (13-inch, Late 2011)でも利用できるのは嬉しい限りです。
たぶん、High Sierraにアップデートすることになると思います。でも、不安な気持ちも残っているため、SSDのバックアップはとったもののアップデートはしていません。
High Sierra を使える機種
対応している機種をAppleサポートサイトで確認したら、次のように書いてありました。
High Sierra をご利用になるには、以下のいずれかのモデルの Mac と、以下のいずれかのバージョンの macOS が必要です。また、最低 2 GB のメモリと、ストレージに 14.3 GB の容量が必要です。
- iMac (2009 年後期以降に発売されたモデル)
- MacBook (2009 年後期以降に発売されたモデル)
- MacBook Pro (2010 年中期以降に発売されたモデル)
- MacBook Air (2010 年後期以降に発売されたモデル)
- Mac mini (2010 年中期以降に発売されたモデル)
- Mac Pro (2010 年中期以降に発売されたモデル)
なお、アップグレードが終わった時点で、macOS High Sierra には macOS Sierra 10.12.6 よりもさらに 1.5 GB 上乗せした分の容量が必要だという但し書きもありました。
未解決の脆弱性の存在?
ネット上では、新しいHigh Sierraに関する記事が多くなっています。ほとんどは新機能やアップデート方法の解説ですが、間も無くアップデートした方の感想も読むことができそうです。
そんな中、「root特権がなくても、ユーザーがログインしていれば、キーチェーンから平文のパスワードなどを引き出すことができてしまう」という問題が見つけたという指摘が話題になっています。
on High Sierra (unsigned) apps can programmatically dump & exfil keychain (w/ your plaintext passwords)🍎🙈😭 vid: https://t.co/36M2TcLUAn #smh pic.twitter.com/pqtpjZsSnq
— patrick wardle (@patrickwardle) 2017年9月25日
これが本当なら、ログインした状態ではMacから離れられなくなります。まぁ、現実的にそのような使い方をしている人はあまり多くないような気もしますが・・・
新機能と変更点
High Sierraでは、新しいファイルシステムであるApple File System(APFS)が採用されました。個人的には、新しいファイルシステムを採用しているということが不安要素でもあるのですが、このAPFSは高速で安定性に優れたファイルシステムなんだそうです。
また、新しいグラフィックスAPI「Metal 2」を採用し、macOSとしては初めて外付けGPUやVRヘッドセットをサポートするようになったことも注目されていますね。これからVRの世界がさらに身近になっていくのでしょうか・・・
新しい日本語入力機能も注目です。High Sierraでは、日本語の中で英単語を使う場合は、入力方法を切り替える必要がなくなったというですから驚きです。ライブ変換も人気でしたが、この新しい日本語入力も好きにあんる人が多いような気がします。日本語入力システムも純正でいいんじゃないかと思わせる機能ですね・・・
他にも新機能や変更点がたくさんあるHigh Sierra。新機能と変更点をまとめたこんなサイトもありました。
アップデートする?
昔なら、後先を考えずに、アップデートしていました。でも、冒頭で書いたように、今回は悩んでいます。使っているMacは対象機種になっていますが、かなり古いモデルだからです。
アップデートするとストレージの空き容量が増えるという話もあるので、ここは思い切ってやってしまおうかという方向に傾いてきてはいます・・・
アップデートしたら、またそのことについて書きたいと思います。